2020.06.10
2020SSトレンド メンズ編
前回のレディース編でもお伝えしたように2020ssのキーワードは「サステナブル」「クラシック回帰」「70s」。

メンズにおけるクラシック回帰とは、正統派なテーラードジャケットとスラックスのセットアップを中心に、ドレッシーなアイテムを取り入れることにありそうです。

◎コレクションから読み取る2020ssのトレンド

【パターン】

レディース同様にネイチャーモチーフが多く用いられている中、さわやかな夏のイメージをもたらすストライプも目立ちました。

オーセンティックなストライプはメンズではより取り入れやすい柄なので注目が集まっています。

【カラー】

フェミニンなシャーベットカラーを大胆に展開するブランドが多く、ジェンダーレスへの傾向を強く感じました。

メンズのアースカラーのパレットにはベージュやカーキに淡いグレーが加わりエッジをきかせています。

原色に近いイエロー・パープル・オレンジなどのフラッシュカラーでランウェイにアクセントをつけていました。

多くのストリート・スポーツ系ブランドがモノトーンスタイルを提案し、エレガントさを感じました。

【ファブリック】

オーガンジーやローゲージニット、パンチングなどあらゆる見せ方でのシースルーはメンズでも人気があります。

レザーパンツやレザーコートなどが多く見られました。 シンプルなものを選べば意外と着回しが効く万能アイテムです。

デニムはしっかりとウォッシュのかかったものが殆どで、セットアップのスタイリングに季節感がありました。

光沢がかった薄いナイロンのアウターやパンツが春夏らしい軽快さを演出していました。

ドレッシーなサテンや宇宙的なメタリックはコットンなど身近な素材と合わせると普段着にも馴染みやすいです。

【デザインディティール】

今季はミリタリー・サファリが特に人気で、なかでもサファリジャケットは多くのブランドが採用していました。

テーラードからはダブルブレストのジャケットがよく見られ、リラックス感のあるボックスシルエットが主軸。

首元のアクセサリーが豊富に見られた中でも、スカーフ・ネクタイがひときわ目立ちました。

春夏の定番オープンカラーシャツは、ボトムスへタックインするのコーデがレトロで今季らしい着こなしです。


次回は「トレンドが決まってから市場に出るまで」をお届けします。

この時系列がわかるとオンシーズンになる前に流行がわかっちゃうということです!

お楽しみに!

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