2025.5.21

ロレックスを文字盤交換する際の条件や費用、期間を紹介!交換によって価値が下がる可能性についても解説

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ロレックスは文字盤のバリエーションが豊富で、一定の条件を満たせば好みの文字盤に交換することも可能です。本記事では、ロレックスの文字盤交換にかかる費用や期間、交換の条件、注意点について詳しく紹介します。

ロレックスで文字盤交換を検討すべきケースは?

ロレックスの文字盤交換を検討すべきケースとして損傷や経年劣化、デザインの飽きなどが挙げられます。ここでは、それぞれのケースについて詳しく説明します。

過度な損傷や経年劣化による退色が気になる場合

文字盤は腕時計の顔であり、視認性を左右する重要なパーツでもあります。文字盤がひどく損傷したり経年劣化で退色したりすれば、見た目が悪くなるだけでなく時間を把握することも難しくなります。そのため、過度なダメージによって文字盤が見にくい場合や退色によって見た目が損なわれている場合には文字盤交換を検討したほうが良いでしょう。

見た目の印象を変えて新たなデザインを楽しみたい場合

長期間同じ腕時計を使用していると見た目に飽きてしまい、デザイン面で満足感が得られなくなることもあるでしょう。ロレックスを複数所有している方であれば気分に合わせて使い分けることも可能ですが、ひとつの腕時計を長く着用したいという場合には文字盤やベゼルなどのパーツを交換してデザインをリフレッシュするのがおすすめです。文字盤を交換して見た目の印象を変えることができれば、新鮮な気持ちで着用できるようになるかもしれません。

ロレックスを文字盤交換する際の条件やルールは?

ロレックスの文字盤はどのようなものでも交換できるというわけではなく、交換する際にいくつかの条件やルールがあります。ここでは、文字盤を交換する際の条件やルールについて解説します。

カタログに掲載されている、または掲載されていたデザインであるか

ロレックスの文字盤のなかには交換の対象外になっているものもあり、すべてが交換できるわけではありません。交換できるのはリファレンスナンバー(型番)がカタログに掲載されているもの、もしくは過去に掲載されていたものに限られています。カタログが手元にない場合は正規販売店やサービスセンターでも確認できるため、交換を依頼する前に確認しておくと良いでしょう。

近年、一部の人気モデルやカラーは交換ができなくなっている

以前、手に入れやすいカラーのロレックスを購入してそれを人気カラーの文字盤に交換して転売するという行為が多発していた時期がありました。そのような背景から近年では文字盤交換に対する規制が厳しくなってきており、特定の人気カラーへの交換ができないケースもあります。また、人気カラーは単に在庫がないことも多く、交換の対象外となってしまうことも少なくありません。

同じリファレンスナンバー内であるか

交換する文字盤と腕時計は同一のリファレンスナンバー内である必要があります。ロレックスのリファレンスナンバーはケースとベゼルの種類によって決まっており、その範囲内のものであれば別のカラー・タイプのものでも交換することが可能です。サービスカウンターの文字盤表などで相互性のある文字盤を確認できるため、気になる方は店頭に行った際などにチェックしてみると良いでしょう。

リファレンスナンバーが同じでも交換できないことがある

先述したように腕時計と同じリファレンスナンバー内にある文字盤であれば基本的に交換可能ですが、例外的に交換できないケースがあります。例えば、型番の最後のアルファベットが異なるだけで別モデルの扱いになる場合があり、アルファベットが異なっていれば文字盤の交換はできません

5年間の保証期間を過ぎているか

ロレックスは2022年5月にサービス規定が変わり、それ以降に購入したものに関しては保証期間の5年を経過したものでなければ文字盤の交換ができなくなりました。ロレックスの転売対策として新しく設けられたルールであるため、中古品のなかには保証書の日付次第ですぐに交換可能なものもあります。

コンディションが良く、正常に動作しているか

文字盤を交換する際、時計本体のコンディションによってはオーバーホールも同時に求められるかもしれません。文字盤交換は基本的にコンディションの良いものというのが前提であり、時計本体の状態が悪ければ文字盤交換を断られることもあるでしょう。オーバーホールをする場合は5万円〜9万円ほどの費用が別途必要となり、時間も余分にかかってしまうため、コンディションが良くない場合には文字盤交換とセットでオーバーホールも依頼しておくのがおすすめです。

ロレックスの文字盤交換は正規店に依頼するのがベスト

ロレックスの正規販売店は購入後のアフターサービスも充実しており、文字盤の交換にも対応しています。ここでは、文字盤交換を正規販売店に依頼する際のポイントや正規販売店以外を利用する際の注意点などについて解説します。

正規販売店やサービスセンターを利用する

全国のロレックス正規販売店やサービスセンターでは文字盤の交換を受け付けているため、時計を近隣の店舗に持ち込む、あるいはサービスセンターに郵送するなどしてまず見積りをしてもらいましょう。その後、内容や条件を確認し問題がなければ依頼が受理されます。

正規販売店以外の修理業者を利用する

民間の修理業者を利用すると公式のサービスよりも安く交換できる可能性があるものの、公式と比較して文字盤の在庫が限られていることも少なくありません。また、非正規の業者で文字盤の交換や修理を行ってしまうと、それ以降正規のサービスを受けられなくなる可能性もあります。そのため、民間の修理業者を利用する場合はメリットとデメリットをきちんと理解したうえで依頼するようにしましょう。

ロレックスを文字盤交換する際の費用や期間は?

ここではロレックスの文字盤を交換する際の費用と期間について説明します。交換する文字盤や時計のコンディションなどによって費用や期間が変わるため注意しておきましょう。

交換費用は文字盤の種類によって異なり、想定以上の費用がかかる場合もある

ロレックスの文字盤交換にかかる費用はモデルや文字盤によって異なるため、事前に確認しておくのが無難です。例えば、シルバーの文字盤は5万円程度、シェルタイプの文字盤は19万円程度、ダイヤ付きの文字盤は20万円程度、メテオライトの文字盤は40万円程度が目安となっています。これらの費用に加えて技術料や文字盤返却代、部品代、オーバーホール代などの費用が必要になる場合もあり、想定以上の費用がかかってしまうかもしれません。

交換期間は一般的に2週間程度だが、オーバーホールも依頼する場合は1か月以上

文字盤交換を正規販売店やサービスセンターに依頼した際、交換期間は早くて2週間程度となっています。ただし、オーバーホールも同時に行う場合は腕時計の分解から部品の洗浄などの工程も必要になるため、1か月程度かかってしまうことも少なくありません。また、商品の在庫がない場合や人気の文字盤に交換する場合などは海外から文字盤を取り寄せる必要があり、返却されるまでに1か月以上かかったり納期未定となったりする可能性もあるでしょう。

ロレックスは文字盤交換によって価値が下がる?

ロレックスの文字盤交換を検討している方のなかには、交換後の価値について気になるという方も多いかもしれません。現行のロレックスの場合はそこまで大きな影響はないとされていますが、アンティークロレックスなどは当時のオリジナルパーツが使用されていることに価値があるため、オリジナルの文字盤が現行の文字盤に変わることで価値が下がってしまう可能性もゼロではないでしょう。

ロレックスは文字盤交換が可能だが、費用がかさんだり価値が下がったりすることもある

ロレックスの文字盤は一定の条件を満たせば交換可能ですが、想定以上の費用がかかってしまう場合があります。また、アンティークロレックスなどの生産が終了しているモデルは文字盤交換によって価値が下がってしまう可能性も否定できません。文字盤交換は民間の修理業者でも対応可能ですが、非正規の業者によってカスタムされたものは今後正規のサービスを受けることが難しくなるため、それぞれのメリットやデメリットを把握したうえで検討してみると良いでしょう。

中古ブランドショップのALLU(アリュー)ではコンディションの良い中古ロレックスを数多く取り扱っており、人気モデルの品揃えも豊富です。オンラインショップで見つけた商品を店頭に取り寄せて実際に着用することもできるため、ロレックスをお探しの場合にはぜひALLU(アリュー)を利用してみてください。