2024.10.1

ロレックスの購入制限とは?2024年12月に変更された最新ルールについて徹底解説

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ロレックスの購入制限

日本国内のロレックスの正規販売店では購入制限というルールが設けられており、正規販売店でロレックスを購入した場合は一定期間追加で購入することができなくなるというものです。2024年12月16日からはこの購入制限に新たなルールが追加され、ロレックスの購入を検討している方たちのなかで大きな話題となっています。本記事では、ロレックスの購入制限の概要や新たに追加されたルール、最新の対象モデルについて解説します。

ロレックスの購入制限のルールや期間は?【2024年12月最新】

ロレックスの購入制限のルールや期間

ロレックスの購入制限は2019年11月から日本国内の正規販売店を対象に実施されており、2024年12月16日からはルールが一部変更され、新たなルールが追加されました。最新の購入制限のルールやその期間については以下のようになっています。

  • 購入制限は日本の正規販売店でのみ実施されている
  • すべてのモデルは1人1点しか購入できない
  • すべてのモデルにおいて購入後6か月間はほかのモデルが購入できず、同じリファレンス番号のモデルは1年間購入できない
  • これまで購入制限の対象であったモデル(一部を除く)は引き続き購入後1年間はほかのモデルが購入できず、同じリファレンス番号のモデルは5年間購入できない
  • モデルを問わず、購入時には顔写真付きの身分証を提示する必要がある
  • モデルを問わず、支払いは本人確認書類と同一名義のクレジットカードしか使用できない(現金との併用は可能)

2024年12月15日までは一部の人気モデルにのみ購入制限が実施されていましたが、ルール変更によってすべてのモデルが購入制限の対象となり、最大でも1年で2つしか購入できなくなりました。なお、「エクスプローラーⅠ Ref.224270」「エクスプローラーⅡ Ref.226570」「シードゥエラー Ref.126600」などのモデルは今回のルール変更で1年間の購入制限モデルから除外されています。つまり、これらのモデルを2024年12月15日以前に購入していた場合、その制限は12月15日をもってリセットされ、12月16日以降には問題なく購入できるようになります。

購入時に提示する身分証は、公的機関が発行した運転免許証やマイナンバーカード、在留カードなどが対象となっています。

購入制限は海外の正規販売店では実施されていない

購入制限は日本国内のロレックス正規販売店が独自で設けたシステムであるため、海外では実施されていません。購入制限のない海外でロレックスを複数購入しようとする方もいますが、購入制限がない分、日本よりも競争率が高くなって購入するのが難しくなってしまう場合もあるようです。

購入制限は店舗を変えても適用される?

ロレックスの購入制限はそのモデルを購入した店舗だけでなく、ほかの正規販売店でも適用されます。日本国内の正規店では全ての顧客データを共有しており、どの店舗であってもすぐに購入履歴が照合できるため、購入店舗以外の店舗を利用したとしても購入することはできないでしょう。

ロレックスで1年間の購入制限が引き続き適用されるモデルは?【2024年12月最新】

2024年12月16日時点で1年間の購入制限がかけられているモデルは以下の通りです。ロレックスの購入を検討している方は、目当てのモデルがないか確認しておくと良いでしょう。

ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.126500LN

ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.126500LN

ロレックス サブマリーナ Ref.124060

ロレックス サブマリーナ Ref.124060

ロレックス サブマリーナ デイト Ref.126610LN/Ref.126610LV

ロレックス サブマリーナ デイト Ref.126610LN/Ref.126610LV

ロレックス GMTマスターⅡ Ref.126710BLNR/Ref.126710BLRO/Ref126720VTNR

ロレックス GMTマスターⅡ Ref.126710BLNR/Ref.126710BLRO/Ref126720VTNR

ロレックスが購入制限をかけている理由は?

ロレックスが購入制限をかけている理由

ロレックスの購入制限の内容について説明しましたが、ここからは日本の正規販売店が購入制限を実施している理由について解説します。

転売目的での購入を防止するため

ロレックスは世界的品薄が今なお続いており、転売目的による買い占めが常態化してしまったために定価以上の価格で取り引きされる状態が続いています。このような状況を改善しようと、日本国内の正規販売店において購入制限が設けられるようになったと考えられます。身分証明書を使って徹底的に購入数を管理することで人気モデルの買い占めが困難になり、転売を目的とした購入ができないような仕組みとなっています。

転売目的ではない購入希望者が入手しやすくするため

ロレックスは優れた品質を保証するために大量生産を行っておらず、需要に対して供給が追いついていないのが現状です。そのため、個数制限なく購入できるシステムのままでは在庫が十分に確保されず、本当に欲しいと思っている方が入手できなくなってしまいます。すべてのモデルに購入制限をかけてあらゆるモデルを一定期間購入できないようにすることで、できるだけ多くの購入希望者の手元に届けたいという意図があるのかもしれません。

ロレックスの購入制限モデルを複数購入したい場合は?

日本国内の正規販売店でロレックスを購入したら、その後半年~5年は購入制限がかかってしまいます。しかし、転売目的でなく資産やプレゼントとしてその制限期間内に2本目を購入したいという場合にはどうすればいいのでしょうか。ここでは、購入制限モデルを短期間で複数購入するための方法について紹介します。

家族や知人などに代わりに購入してもらう

ロレックスの購入制限モデルを購入する際は身分証明書を提示する必要があり、その身分証明書の人物が購入制限の対象となります。つまり、対象モデルの購入歴がない家族や知人に代理購入してもらえば、制限期間内でも2本目を購入できるということになります。とはいえ、公平な流通という購入制限の目的に反してしまうため、たとえ転売目的ではなかったとしても過度な代理購入は控えたほうが良いかもしれません。

購入制限のある正規店ではなく、並行輸入店などで購入する

ロレックスの購入制限を設けているのは日本国内の正規販売店のみです。そのため、日本国内であっても並行輸入店や中古販売店では購入制限は実施されておらず、目当てのモデルを複数購入することが可能です。ただし、正規販売店以外で購入する場合には粗悪品や偽造品に注意するようにしましょう。

ロレックスの購入制限は全モデルが対象になり、支払いはクレジットカードのみに

ロレックスの購入制限は、転売の抑制や公平な流通を目的として日本国内の正規販売店で導入されたと考えられます。2024年12月のルール変更によってすべてのモデルに6か月間の購入制限がかかるようになりましたが、引き続き1年間の購入制限がかけられているモデルもあるため、ルールや期間を事前に確認してから購入するのがおすすめです。正規販売店での購入にこだわらないという場合には、購入制限のない中古販売店や並行輸入店を利用してみても良いでしょう。

中古ブランドショップのALLU(アリュー)ではロレックスの人気モデルを数多く取り扱っており、正規販売店ではなかなか購入できないモデルが入荷されることもあります。オンラインショップで気になった商品を実店舗に取り寄せて実物を確認することもできるため、ロレックスをお探しの場合はぜひALLU(アリュー)を利用してみてください。